BEASTARS(12) (少年チャンピオン・コミックス)
によって 板垣巴留
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BEASTARS(12) (少年チャンピオン・コミックス)の詳細
本のタイトル : BEASTARS(12) (少年チャンピオン・コミックス)
作者 : 板垣巴留
ISBN-10 : 4253227651
発売日 : 2019/2/8
カテゴリ : 本
ファイル名 : beastars-12-少年チャンピオン-コミックス.pdf
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食肉の罪を犯したレゴシが、その罰と向き合う12巻。合意の上とは言えレゴシとルイがしたことは社会的には許される行為ではなく、レゴシは今巻でその行為の代償を知る。もし何のペナルティもなかったら、前巻の展開がもっとご都合主義的な印象になってしまっていたように思う。でもこの後日談が描かれたことで、レゴシのしたことは「罪」で、重大な責任が伴う、というメッセージがリアリティをもって伝わってきた。とは言えシリアス過ぎるわけではなく、いつも通りくすりとくるシーンも多い。取調室のシーンで、似たような構図のコマが続いた後の、あの躍動感!グラスから飛び散った水までレゴシと一緒にのけ反って見える。ヒツジのセブンのエピソードもすごく良かった。ハラスメントや偏見・差別が必ずしも「悪意」に基づくものではないこと、被害者もそれが分かているからこそ指摘しずらくて苦しむのだ、という複雑さが上手く表現されていた。最近、企業広告などが批判を受けて、「差別的な表現をする意図はなかった」と説明するのをよく目にするけれど、あれも同じだ。被害者視点で考えれば、相手にその意図があろうとなかろうと「差別された」という事実は変わらない。そして、ここからが特に秀逸だった。セブンはハラスメントの被害者である一方で、彼女自身、肉食獣に対して「しょせん肉食獣は皆いつも草食動物を狙っているんでしょ」という偏見を持っていて、同じ電車に乗り合わせていたレゴシにそれを見抜かれ咎められる。ある面では偏見・差別の被害者である者も別の面では加害者になり得る、ということ。つまりこれは誰の問題でもあるということ。こういう高度に今日的なテーマを、問題の複雑さをよく理解した上で、批判的な視点と寛容な心の両方をもって描ける漫画家さんというのは希少なように思う。とくにアクション重視の少年漫画のジャンルでは。全動物のトップに君臨する者の称号は「壮獣ビースター」。本作のタイトルは複数形で「ビースターズ」。「ビースターズ」にはなれなかった若き日のヤフヤとゴーシャ。そこに孫(で今や前科獣)のレゴシがどう絡んでくるのか…続きが楽しみ。そしてイブキおじファンとしては、ルイが実はファザコンで、イブキに父親の姿を重ねていたと知ってじーんときました。イブキおじぃぃぃぃぃ!
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